前回に続いて、台湾茶の種類について書いてみたいと思います。

ウィキペディアというページが各国にありまして、
基本的には誰でも編集できる百科事典のようなページです。

台湾のウィキペディアで、台湾茶の文化についてみてみました。

台灣茶葉政府認證標章

阿里山高山茶、日月潭紅茶、北埔膨風茶、文山包種茶、合歡山高冷茶、瑞穗天鶴頂茶、杉林溪茶、鹿谷凍頂烏龍茶、

台灣十大名茶

台灣十大名茶係指凍頂烏龍茶、文山包種茶、東方美人茶、松柏長青茶、木柵鐵觀音、三峽龍井茶、阿里山珠露茶、台灣高山茶、龍潭龍泉茶、日月潭紅茶等十種知名度較高的茶。

とありました。

台湾政府で認定されているお茶は、次の８種類あるようです。

阿里山高山茶
弊店でいうと阿里山茶です。

日月潭紅茶
日月潭（日月湖）という景勝地の紅茶です。

北埔膨風茶
弊店でいうと東方美人。紅茶に似た風味。膨風はホラ吹きの意味。

文山包種茶
弊店で取り扱っています。

合歡山高冷茶
日本語だと「ねむさん」になるのでしょうか。五大山脈のひとつ中央山脈に属する合歓山 3415 メートルで取れるお茶です。富士山が 3776 なのでかなりの高地です。ちなみに阿里山という山はなく、阿里山山脈、阿里山区という地区があります。高いところで 2600 メートルくらい。

瑞穗天鶴頂茶
花蓮県という県の瑞穗という場所で取れるお茶。

杉林溪茶
弊店で以前扱っていました。

鹿谷凍頂烏龍茶
弊店で言う凍頂烏龍茶です。

かなり前から、台湾国内外でベトナム産の安いお茶が高山茶などとかたって販売されているようです。ブランドイメージが崩れないように政府が用意した策なのでしょう。

日本で言うと松坂牛のようなものでしょうか。