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鳳凰茶について2 

弊店で取り扱っていないお茶について書くのもどうかと思いますが、
鳳凰茶についてもう少し調べてみました。
今回は、鳳凰单枞を含むいわゆる单枞茶と呼ばれるお茶についてです。

http://baike.baidu.com/view/8441353.htm

大きく分けて、花の香り系と、果実系に分かれるようです。


(一)、自然花香型

1、黄栀香型 
 (1)宋种1号 是凤凰茶区现存最古老的一株茶树。 
 (2)宋种2号 又名大枞茶。有性繁殖植株。 
 (3)老仙翁 有性繁殖植株。
 (4)大白叶1号 有性繁殖植株。
 (5)木仔(番石榴)叶1号 
 (6)海底捞针 又名水路种。
 (7)棕蓑挟 又名通天香、黄栀香、一代天骄、主席茶。

2、姜花香型 
 (1)姜母香 
 (2)姜花香 又名姜母香、通天香。

3、茉莉香型 
 (1)茉莉香1号 
 (2)茉莉香2号


詳細な説明もありましたが、割愛して引用しています。
最初の「黄栀香」とは山枝子の事のようです。さんざし、だろうかと思い、名前だけは
知っているこの実を調べてみると、さんざし、とはだいぶ違うようです。
さんざし、は山査子と書きます。漢字が違いました。

英語名は、Cape Jasmine Fruit というようです。ジャスミンに似た香りなのでしょうか。

次は、姜花香です。姜花と言われても日本人にはぴんと来ません。
姜は生姜の「が」ですね。

中日辞典で調べてみると、姜はそのままで生姜の意味だそうです。
日本では生がつくのですね。

生姜の花を見たことがあるでしょうか。インターネットで調べてみると、
蘭の花にとてもよく似て、複雑で美しい花弁です。
ところが、蘭とは花が似ているものの構造が違うそうです。

根を日本では生姜といいますが、姜花とはこのショウガ科の花の香り
と思ってよさそうです。ちなみにショウガ科は大きく言うと百合の仲間になるそうです。

でも百合根とショウガはだいぶ違いますね。

実際に香りを嗅いだことはありませんが、姜花は、蘭のような高貴で官能的な
香りがするのでしょうか。

かなり脱線していますが、姜花の学名は Hedychium coronarium と
いうそうです。Wikipedia で自由に使える写真があったので、載せてみます。

320px-Hedychium_coronarium_by_Wilder.JPG

確かに百合に似ていますね。通称ホワイトジンジャーリリーというようなので、
直訳して白ショウガ百合といったところでしょうか。

インドやネパールにあるヒマラヤ地域に由来し、ブラジルに多く存在するようです。
キューバの国花だそうです。

ちょっと長くなってしまいましたが、他の香りについては次回以降に書いていきます。


(二)天然果蜜味香型

1、仁香型 
 (1)杏仁香1号 
 (2)桃仁香 
 (3)杏仁香2号 

2、肉桂香
3、杨梅香型
4、薯味香型
5、蜜兰香型 
 (1)蜜兰香
 (2)白叶单枞
6、苦味型 
 (1)苦种单枞
 (2)苦种茶
 (3)苦种
 (4)香番薯1号
 (5)香番薯2号
5、咖啡香型



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