中国茶(台湾茶)の倭倖
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天仁銘茶 


マンハッタンの南にチャイナタウンがあります。
まるで中国本土にいるような錯覚に陥るほど、
その一帯は中国人でごった返していて、別空間です。

横浜や神戸よりも大きいと思います。マンハッタン以外にも
チャイナタウン的な場所はたくさんあったりします。
なんせ多いですから。


プーアル茶が飲みたくなったこともあって、
チャイナタウンまでお茶を買いに行きました。
店のお茶を送ってもらえばいいのですが、
どんなものか見る為にも行ってみました。

あらかじめネットで調べて行ったのですが
たくさんあるかと思いきや、それほどありません。

品揃えが良さそうなのは、天仁銘茶という全世界に展開する
大企業でした。台湾の企業だそうです。

Springストリートという駅の近くにあり、
ちょっと狭めの店舗でした。
隣にタピオカミルクティーなどを売る
カフェのような店も出していて、
こちらの方が混んでいました。

お店の人は、アメリカ人もそうですがあまり愛想がなく、
1ドルで飲んだ冷たい清茶の紙コップをおきっぱなしにしていたら、
ちゃんとゴミ箱に入れてくれと遠くから注意されました。

人によりますが、日本とは色々違います。
台湾の企業の割には、中国の緑茶や鉄観音などが主流で、
台湾のお茶はおまけでしかも高い感じでした。

紅茶と餅型のプーアル茶、ハイビスカスティー、清茶を買いました。
鳳凰単叢というお茶を買いたかったのですがありませんでした。

清茶は弊店の文山包種茶に似た、緑色で撚り糸のような形でした。

紅茶が飛び抜けて安く、それ以外はいいお値段でした。

しかもなんと試飲ができないとのことで、これは驚きでした。
人通りの多いところなので仕方ないかもしれません。

家に帰ってプーアル茶を冷茶にしました。
出やすいのは分かっていたのですが、予想以上に濃いのができてしまいました。
濃くなっても日本茶のように苦くなったり渋くなったりしないのが
中国茶の特徴と言えるでしょうか。

プーアル茶は、華やかな香りや味はありませんが、落ち着いたまろやかな
風味のお茶です。濃淡は好みですが、少しの茶葉で驚くほど出るので
経済的なお茶と言えるかもしれません。

弊店では扱っていないですが、台湾の仕入れ先である王瑞珍茶行では、
紅茶も販売しています。実際何度かお店に行きましたが、
50リットルくらいの大きな袋に入れた紅茶を
買って持って行く常連客をたくさん見ました。
基本的に卸のお店なので、カフェなどで使うのだと思います。

今日は紅茶を薄めにして冷茶を作りました。

日本はまだまだ30度近い日が多いようですが、
ニューヨークではせいぜい25度で、肌寒い日もあります。

あったかいお茶を楽しむ季節がやってきます。


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