中国茶(台湾茶)の倭倖
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秋と手間 


9月も下旬に入り、日本は秋らしくぐっと涼しくなってきたようですね。私の住むニューヨークも短パンにサンダルでは夜は寒いかなというくらいになってきました。

暑がりなので、まだまだ薄着で過ごしていますが、アフリカ系の人などは真夏でも結構着込んでいるのを見るので、冬は大変だろうなと他人事ながら気になってしまいます。

気温はせいぜい25度というところですが、地下鉄などはいまだに冷房がガンガン入っていて、このあたりでも日本の方が繊細だなと感じざるを得ません。

自宅では既にもう冷房は使いません。ニューヨークは基本的に寒い街らしいので、暖房代は部屋代に入っていて、使い放題のところが多いと不動産屋さんが言っていました。

会社員の妻に帯同して仕事を辞めてアメリカに来て、そろそろ3ヶ月になろうとしています。ビザと呼ばれる入国許可はもうあるのですが、単なる帯同、配偶者なのでまだ働けません。

労働許可を役所に申請中ですが、いろいろな人のブログを見ると、1年経ってようやく許可が降りたとか恐ろしいことが書いてあります。私は元地方公務員ですが、これはちょっとひどいような気がします。

ただ、日本と違い、アメリカでは、外国人が大量にいます。ニューヨークは仕事が多い為か、特に人種のるつぼで、街を歩けば、スペイン語はもちろん、中国語、フランス語、ドイツ語、韓国語、ロシア語など、英語以外の言語が耳に入ってきます。

お茶と関係ない話になってしまいましたが、そういうわけで、基本家にいて家事をしています。乾燥しているのもあり、特に夏は喉が乾くので、大量の冷茶を作って冷蔵庫に入れておく、というのがルーチンワークだったのですが、

寒くなってくると、熱いお茶がおいしくなります。というか、冷たいものは飲まないかもしれません。冷茶は作るのが面倒だと思っていました。大量に淹れてから冷やす、と手間がかかるからです。

しかし、考えてみると、作るのは多くても1日1回です。一度作っておけば、あとは保存さえ気をつければおいしく楽しめます。

熱いお茶が飲みたいね、となった時は、その都度作る必要があるでしょう。そしてこれは面倒なのではと今から少し気になっています。

台北に行った時に、カメラ屋さんで道を尋ねたことがあります。色々聞いていると、お店の人が電気ポットのようなものから出したお茶をコップに入れて飲ませてくれました。真夏だったのですが、とてもおいしかったです。あんな感じで作り置きもできるかもしれません。

ただ、中国茶は特に香りが大切で、香りは熱い方が飛びやすいと思われます。熱いと酸化も進みやすいでしょう。夏も冬も、楽しむのに苦労と手間を要するのが中国茶や台湾茶なのかもしれません。



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