中国茶(台湾茶)の倭倖
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紅茶について 

アメリカはそろそろ寒いくらいになってきました。ニューヨークでは、20度まで上がる日がたまにあるくらいです。ところが内陸部のフェニックスなどでは、35度近くまで上がるようで、広い国だと感じます。

まだ、冷たいお茶をいれていますが、先日、紅茶を茶葉からいれて、冷やしました。しばらくしてから、冷蔵庫を開けてみると、何と白く濁っています。砂糖も牛乳も何もいれていません。

大学で化学を専攻していたこともあって、なぜだろうかと思い、ネットで簡単に調べて見ました。いろいろ見たところによると、熱湯で抽出されたタンニンが冷やされて解けきれなくなり、結晶化したのではということでした。

昔小学校でやったミョウバンの再結晶と同じ原理ですね。水出しだとタンニンが抽出されにくいせいか、濁りにくいとのことです。私はやってませんが。

濁ってしまうとなんだか美味しくなさそうに見えるので、ミルクティーなどにしてしまうといいかもしれません。

タンニンで思い出しましたが、日本の緑茶は熱湯で入れない方が美味しいとされています。一度日本茶屋さんのご主人に聞いたことがありますが、要領を得なかったのを覚えています。別に熱湯でもいいんだけど云々、という感じでした。

湯冷ましという茶器まであるくらいで、特に玉露などのいいお茶はぬるいお湯で優しくいれるようです。一度、はやしやという日本茶カフェで玉露を飲みましたが、まるで昆布出汁を飲んでいるような錯覚に陥るほど旨味が出ていて驚きました。

その点、中国茶、台湾茶では、どんな熱湯でいれてもタンニンすなわち渋みが出ません。これは製法に関係しているのですが、そういう意味では中国茶、台湾茶はいれやすいお茶だと言えるかもしれません。


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