中国茶(台湾茶)の倭倖
中国茶の倭倖トップ > 中国茶情報 > 000278
日本茶との違い 

久しぶりの投稿になりますが、いよいよ寒くなってまいりました。私の住むマンハッタンでは平均気温が一桁の日が多くなりました。もうすぐクリスマスとあって、街はすっかりクリスマスモードです。至る所で電飾や飾り物があり、珍しいのは、道でモミノキを売る露天商が多いことです。女性一人では持てそうにない大きな木から小ぶりの可愛らしい木まで売っています。

このところ日本の緑茶を大量に作り常飲していますが、やはり渋みを感じます。よく高山茶や凍頂烏龍茶を日本の緑茶に似ていると言いますが、本当にそうでしょうか。

人によっては、区別がつかない人がいるかもしれません。私にとっては信じられないことですが、わからない人が意外と多いのです。いれた後の色も味もよく似ているとはいえ、嗅覚や味覚の鋭い人や、台湾茶・中国茶を飲み慣れた人であれば全く違うというはずです。私もすぐにわかります。

それは渋みです。日本茶は渋みがあります。濃ければ濃いほど渋くなり飲みづらくなるでしょう。渋いのがいいのだという人もいるでしょうが、私はそれほど好きではありません。特に濃い時の渋みは心地良いものではありません。

それに対して、台湾茶・中国茶では製法の違いからか、渋みが全くと言っていいほどありません。先日台湾茶のチェーン店で買った紅茶をよくいれていますが、ああ濃すぎたかなと思って飲んでも渋くないのです。高山茶なども結構濃いめにいれるのですが渋みを感じたことがありません。逆に日本の緑茶を濃いめにいれた時の苦味や渋みで、お茶の基本的な違いを実感します。

台湾茶・中国茶を濃いめにいれて飲んでみると、その香りの清楚さと力強さを感じます。吐く息もいい香りになって、日本茶とは異なる体験が得られます。


〒657-0836

兵庫県神戸市灘区城内通2-4-15
ルラーシュ王子公園201
中国茶販売 「倭倖」
代表 木村 則幸
TEL 078-855-2553
E-mail info@wakou.cc