中国茶(台湾茶)の倭倖
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お茶の濃さについて 

こんにちは。ウェブ担当の木村です。

前回、前々回とお茶の質や容器について書いてきましたが、今回はお茶の濃さについて考えて見たいと思います。

お茶は日本人にとって身近な飲み物です。カロリーも低く、ビタミンも入っているので、比較的健康に良いと言えるでしょう。最近ではカテキンなどの成分にも注目が集まっています。

弊店で販売している台湾茶は、日本の番茶などに比べるとだいぶいいお値段ですので、買って頂いたお茶は美味しく楽しんでいただきたいものです。


美味しいお茶を飲むためには、美味しい茶葉、熱湯、淹れてからすぐ飲むなど、ポイントが幾つかあると思いますが、今回は茶葉の量とお茶の濃さについて書いてみます。

台湾茶は日本茶と違い渋味や苦味が少ないので、濃すぎて飲めないということが比較的少ないと思います。しかし逆に薄いと間の抜けた風味になってしまいます。そもそも、味よりも香りを楽しむ爽やかなタイプのお茶だと、お茶の濃さが結構大事になってきます。

もちろん、好みがあるので、水1Lに茶葉いくらと言えません。結局自分で試して覚えるしかない気がします。標準的には、容器の底が埋まる程度でしょうか。しかし、これも硬く固まった高山茶タイプと葉がそのままの東方美人では違いますから一様には言えません。

普段いれている経験からいうと、濃さの調節が結構むつかしいです。前回薄めだったから今回はやや多めで、と思っていると予想外に濃かったりします。

木柵鉄観音などは脂っこい食事に濃いめの冷たいお茶が相性が良かったりしますが、高山茶系は濃すぎると爽やかな風味が損なわれる気がします。個人的な意見ですが。

何でもそうですが、美味しいものは手間がかかるようです。


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