中国茶(台湾茶)の倭倖
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日本酒、ワイン、台湾茶 

あけましておめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願いいたします。

この年末年始はアメリカから妻と一緒に日本に帰省しました。私事で恐縮ですが、日本で感じたことを書いて見たいと思います。

二人の実家が関東と関西なのもあり、また貴重な日本滞在なので美味しいものをたくさん頂きました。

特に印象に残ったのは京都での懐石料理と東京でのイタリアンでした。

京都では浜町という懐石料理のお店に行きました。初詣の人でごった返していた京都ではお店もどこも満員で、散々回った挙句にたどり着いたお店でした。

場所は詳しくは覚えていないのですが、木屋町三条を上がって西に入ったところです。キルフェボンというタルトで有名なお店の近くです。

妻とフラフラ歩いておりますと、そのお店の大将が常連らしきお客さんに頭を下げて送り出しているところでした。なんとなくこれはいい店だと妻と目配せをして、早速入店しました。

懐石とは書いてありましたが、値段は良心的で、店も敷居の高い感じではなく親しみやすい雰囲気です。先ほどの大将がカウンターの向こうで刺身をつくっていたのですが、みるからに美味しそうなお造りでした。

そのまた裏にはかすかに見える厨房があり、かなり年配の方が腕組みをして、「次は何が出るんや!」とやや怒鳴るような感じで指示をしていました。若い料理人が驚くほどたくさんいて動き回っていました。

お造り、鴨ロース、きずし(しめさば)、とりつくね、など、どれも唸るほど美味しく、和食の技が冴え渡っているという印象を受けました。

とりわけ感動したのは日本酒で、どれも雑味がなく、すっと喉に入って行くものばかりでした。

イタリアンの方は、東京駅の八重洲口にあるシャングリラホテル内のピャチェーレという店です。この店のワインがとても美味しかったです。かなり値段は張りましたが、やはりこちらも雑味がなく、それでいて香りは強く楽しめました。

台湾茶にも同じことが言えるかと思います。いいお茶は雑味や嫌な味、香りがなく、すっきりと飲みやすいものが多いです。

同時に、自然から生まれた芳醇な香りを楽しめる。日本酒もワインも台湾茶も同じかもしれません。そして、いいものに出会うと、これが本当に美味しいものなんだと目から鱗が落ちるのです。



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