中国茶(台湾茶)の倭倖
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台湾茶の歴史2 


前回に引き続き、台湾政府のホームページから、台湾茶の歴史について書きます。


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100年ほど続いた清朝の支配は、1895年に終わりを迎えます。
続いて台湾を統治したのは日本です。

日本による植民地支配は50年間続きます。1945年まで日本により統治が行われました。

よくいわれる事ですが、日本による統治下で台湾のインフラ整備が進んだようです。
もちろん負の側面もあったでしょうが、この間に近代化への道が進んだと言われます。

お茶についてもこの当時、日本政府が奨励したようで、地域独自の品種の開発も盛んに
なったようです。

主な品種は4つで、清心烏龍、清心大冇、大葉烏龍、硬枝紅心でした。
清心大冇は東方美人などに、硬枝紅心は紅茶に適しているようです。

また、紅茶の生産や製法を促進するための研究所が設立されました。

1926年にはアッサム種を取り入れ、南投県で試験的に育てられたということです。

その結果、日月湖の有名なお茶が生まれました。

この後、台湾の経済が飛躍的に伸び、さらに茶の産業が発展することになります。



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