中国茶(台湾茶)の倭倖
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お茶の楽しみ方 


だいぶ間が空いてしまいました。

日本はまだ寒いようで、京都に住んでいた頃の底冷えを思い出します。勤務先の高校は、冬が終わらぬうちにガスが使えなくなり、職員室ではダウンジャケットを着たまま膝に毛布をかけて仕事をする先生が多かったです。

今住んでいるカリフォルニアは、常夏とまでは行きませんが、年間通して暖かい気候です。2月でも日差しの強い日などは、真夏かと思うくらい汗がじっとりと出てきます。年中通して半袖短パンサンダルの人も良くいます。そのせいか皆明るくて穏やかです。

アメリカにいると日本人同士で仲良くなりやすいもので、知り合いが増えてきます。今行っている生涯学習センターの先生に大学院の推薦状を頼んだりもするので、お礼をする機会が何かと多くなりました。

アメリカで加工品で食べ物で贈り物と考えると、ほとんど頭に浮かびません。ビーフジャーキーくらいでしょうか。出先で生の人参をぽりぽり食べる人たちですから、日本のような凝った製品はあまり無い様に感じます。

そこへ行くと、台湾茶と言うのは贈り物に最適かもしれません。まず嫌いだと言う人はあまりいませんし、ヘルシーで、それほど贅沢なイメージも無いです。我が家では、東方美人、高山茶、鉄観音、プーアル茶、包種茶をローテーションで飲んでいます。いずれも一番安いお茶です。

別に、阿里山茶と特級の東方美人、鉄観音を買い置きしています。これは贈り物用です。アジア人以外の人には東方美人を送ったりします。一度イタリア人にあげたら大好評でした。

普段飲んでいるものと飲み比べたくなり、贈り物のお茶を開けて飲んでしまったりするのですが、やはり違います。雑味がありませんし、香りもしっかりしています。しかし値段が値段だけにいつも飲むと言う訳には行きません。最近良く思うのは、トンカツなどの揚げ物の食事の際に冷やした鉄観音を飲むと、とても合います。お茶の方が存在感を出していたりします。

アメリカへ来て思うのは、食事の際のソフトドリンクと言うのは結構軽視されていることです。日本でも多分そうでしょう。こまごまと行き届いているやや高めの店などでも、お茶は平凡だったりするのを見ると、美味しいお茶を用意すれば、かなりランクアップするのにと残念な気持ちになります。

普段は、台湾茶を冷やして常飲し、朝はコーヒーを淹れています。どの店の豆がおいしいかから始まり、最近ではロースターを買いました。早速煎ってみました。想像していたよりはおとなしめですが、雑味が無く、軽いのに香りが液体に詰まっているようなコーヒーが出来ます。

緑の豆は焙煎豆の半額程度で手に入るので経済的でもあります。粗食でも、飲み物の方に少し手間をかければ贅沢でおいしい食事がいただけると分かりました。


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